アクティガード顆粒水和剤

  • アクティガード顆粒水和剤_10gx20

植物自体の防御能力を高め、病害抵抗性を促すプラントアクティベーター(抵抗性誘導剤)の殺菌剤です。有効成分「アシベンゾラルS-メチル」が、苗の持つ抵抗力を最大限引き出し、植物全体に浸透することで、新展開葉にも効果を発揮します。定植前の簡便な処理で病害感染を予防して、苗の健やかでスムーズな生長を助けます。

最終更新日2021/09/08

製品カテゴリ
殺菌剤
  • 地域限定
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第24162号
    種類名:
    アシベンゾラルS‐メチル水和剤
    有効成分:
    アシベンゾラルS-メチル:50.0%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 淡褐色水和性細粒
    有効年限: 3年
    包装: 10g(1g×10包)×20袋
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    殺菌剤分類P1
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    ※地域限定販売
     

    特長

    1. 植物の防御システムを活性化させることで病害から植物を守る殺菌剤(=プラントアクティベーター)です。
    2. 定植前の処理により、難防除病害に負けない生育環境に整えます。
    3. 処理後、速やかに作用。植物全体に浸透移行し、新展開葉にも効果を発揮します。
    4. ユニークな作用機構で耐性菌対策にも効果的です。
       ※プラントアクティベーター=抵抗性誘導

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 アシベンゾラルS‐メチルを含む農薬の総使用回数
    キャベツ 黒腐病 5000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5〜4L)当り0.5L 定植当日 1回 灌注 1回
    キャベツ 黒斑細菌病 5000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5〜4L)当り0.5L 定植前日〜定植当日 1回 灌注 1回
    はくさい 黒斑細菌病 5000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5〜4L)当り0.5L 定植前日〜定植当日 1回 灌注 1回
    はくさい 軟腐病 5000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(約30×60cm、使用土壌約1.5〜4L)当り0.5L 定植前日〜定植当日 1回 灌注 1回

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
    • キャベツ、はくさいに使用する場合、生育初期に生育遅延、葉の黄化、矮化などの症状が一時的に生じる場合があるので、次の注意事項を守ってください。
      1. 健苗に使用し、軟弱徒長苗には使用しないでください。
      2. 培土が極端に乾燥している場合は、薬害が発生するおそれがあるため、薬剤処理前に適度に灌水をしてください。
    • 本剤の使用にあたっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意

    • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
    • 散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。
    • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
    • 使用の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
    • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけてください。
    • 夏期高温時の使用をさけてください。
    • 散布器具、容器の洗浄水は河川等に流さず、空容器、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
    • 分包容器に封入された農薬の場合は、分包容器のみを転売、譲渡しないでください。

    保管

    • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
    • 分包容器に封入された農薬の場合は、すべての分包容器を使いきるまでは、必ず分包容器を外装に収納し保管してください。