アピロファースト1キロ粒剤

  • アピロファースト1キロ粒剤

きっちり除草!しっかり苗立ち!

ノビエに対して効果の高い「ピリフタリド」と、SU抵抗性雑草に有効な「ベンゾビシクロン」を配合した水稲湛水直播栽培専用の初期除草剤です。

最終更新日2023/12/01

製品カテゴリ
水稲用除草剤
  • おすすめ
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第24689号
    種類名:
    ピリフタリド・ベンゾビシクロン粒剤
    有効成分:
    ピリフタリド 1.2 %
    ベンゾビシクロン 2.0 %
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 淡褐色~褐色細粒
    有効年限: 3年
    包装: 4kg x 4袋
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    除草剤分類2,27
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    1. 水稲湛水直播栽培において、イネの苗立ちに重要な時期の雑草防除を担う初期除草剤です。

    2. 播種方式に関わらず高い安全性を示します(土中播種、表面播種)。

    3. 播種同時処理、無人航空機による散布が可能です。

    4. ピリフタリドにより、水管理が難しい水田(縦浸透の大きい水田)でもノビエに安定した効果を発揮します。

    5. ベンゾビシクロンにより、SU抵抗性雑草(アゼナ類、ホタルイ、コナギ等)に安定した効果を発揮します。

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法 ピリフタリドを含む農薬の総使用回数 ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数
    直播水稲 一年生雑草 湛水直播のは種時 1kg/10a 1回 は種同時散布機で施用 2回以内 3回以内
    直播水稲 マツバイ 湛水直播のは種時 1kg/10a 1回 は種同時散布機で施用 2回以内 3回以内
    直播水稲 ホタルイ 湛水直播のは種時 1kg/10a 1回 は種同時散布機で施用 2回以内 3回以内
    直播水稲 ミズガヤツリ 湛水直播のは種時 1kg/10a 1回 は種同時散布機で施用 2回以内 3回以内
    直播水稲 一年生雑草 湛水直播のは種直後〜ノビエ1.5葉期 ただし、収穫90日前まで 1kg/10a 1回 湛水散布 又は無人航空機 による散布 2回以内 3回以内
    直播水稲 マツバイ 湛水直播のは種直後〜ノビエ1.5葉期 ただし、収穫90日前まで 1kg/10a 1回 湛水散布 又は無人航空機 による散布 2回以内 3回以内
    直播水稲 ホタルイ 湛水直播のは種直後〜ノビエ1.5葉期 ただし、収穫90日前まで 1kg/10a 1回 湛水散布 又は無人航空機 による散布 2回以内 3回以内
    直播水稲 ミズガヤツリ 湛水直播のは種直後〜ノビエ1.5葉期 ただし、収穫90日前まで 1kg/10a 1回 湛水散布 又は無人航空機 による散布 2回以内 3回以内

    使用上の注意

    農薬の使用上の注意事項

    • 使用量にあわせて秤量し、使い切ってください。

    • 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイは2葉期まで、ミズガヤツリは発生始期までが本剤の散布適期です。

    • は種が均一になるように、代かきはていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。

    • 散布に当っては、水の出入りを止めて通常の湛水状態(水深3~5cm) のまま本剤を田面に均一に散布してください。は種時に通常の湛水状態より水を落として散布する場合は、散布後速やかに入水し通常の湛水状態(水深3~5cm程度)にしてください。散布後少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させないように注意し、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かに行ってください。

    • 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので注意してください。

    • 砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。特に散布時または散布数日以内の異常低温または梅雨明けなどによる異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。

    • 活着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは、初期生育の抑制などが生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、県の防除指針に基づき関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    • 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないでください。

    • いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。

    • いぐさの栽培予定水田では使用しないでください。

    • 本剤を無人航空機による湛水散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。

      1. 湛水散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。

      2. 専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。

      3. 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。

      4. 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、ほ場の端から適切な距離を離してほ場内に散布してください。

      5. 散布薬剤の飛散により自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意してください。

      6. 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。

      7. 散布終了後は次の事項を守ってください。

        1) 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。

        2) 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管してください。

        3) 機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。

    • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象時は、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    人畜に有毒な農薬については、その旨、使用に際して講ずべき被害防止方法及び解毒方法

    • 農薬使用者に係る注意事項

      1.本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
      2.散布の際は保護眼鏡、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。

    農薬の貯蔵上の注意事項

    • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。