適用拡大
- 「移植水稲」の適用雑草を「一年生雑草及び多年生広葉雑草」に変更
豆つぶ®はクミアイ化学工業(株)の登録商標 その他の®はシンジェンタ社の登録商標
水稲用初・中期一発処理除草剤ジャンダルムMXシリーズの自己拡散性に優れた省力化の豆つぶ剤です。袋のまま、ひしゃく、動力散布機による散布をはじめ、ドローン・無人航空機など、多様な散布方法に対応します。初期剤との組み合わせで強力除草を実現します。
最終更新日2022/10/25
登録番号: | 第24197号 |
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種類名: |
ピリフタリド・ピリミスルファン・メソトリオン剤
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有効成分: |
ピリフタリド:7.2%
メソトリオン:3.6% ピリミスルファン:2.0% |
毒物及び劇物 取締法: |
非該当 |
性状: | 淡褐色粒状 粒径3~8mm |
有効年限: | 4年 |
包装: | 250g×20袋、2kg×5袋 |
作⽤機構分類番号 (RAC番号): |
除草剤分類2,2,27
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移植時からノビエ3.5葉期※までの幅広い散布適期で、多様な作業スケジュールに対応。
※雑草発生後~ノビエ3.0葉期までの使用を推奨します
水管理の難しい圃場でも安定した効果。
相性の良い3つの有効成分で、ノビエはもちろん、SU抵抗性の各種雑草やクログワイやオモダカなどの多年生雑草まで幅広い草種に高い効果。
自己拡散性に優れ、省力化を実現。
袋のまま、ひしゃく、動力散布機による散布をはじめ、無人航空機など、多様な散布方法に対応。
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピリフタリドを含む農薬の総使用回数 | ピリミスルファンを含む農薬の総使用回数 | メソトリオンを含む農薬の総使用回数 |
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移植水稲 | 一年生雑草 | 移植後3日〜ノビエ3.5葉期ただし、移植後30日まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
移植水稲 | 多年生広葉雑草 | 移植後3日〜ノビエ3.5葉期ただし、移植後30日まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | 一年生雑草 | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | マツバイ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | ホタルイ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | ウリカワ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | ミズガヤツリ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | ヒルムシロ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
直播水稲 | セリ | 稲1葉期〜ノビエ3.5葉期ただし、収穫90日前まで | 250g/10a | 1回 | 湛水散布、湛水周縁散布又は無人航空機による散布 | 2回以内 | 2回以内 | 2回以内 |
使用量に合わせ秤量し、使い切ってください。
本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの3.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ウリカワは4葉期まで、ホタルイは3.5葉期まで、ヘラオモダカは2葉期まで、ミズガヤツリは4葉期まで、ヒルムシロは発生盛期まで、セリは増殖期まで、オモダカは矢じり葉1葉期まで、クログワイは草丈10cmまで、シズイは草丈3cmまで、コウキヤガラは発生始期までが本剤の散布適期です。特に、オモダカ、クログワイ、シズイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまでは十分な効果を示さないので、有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
移植水稲の場合には苗の植付けが均一となるように、また湛水直播の場合には、は種が均一になるように、それぞれ代かきはていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行なってください。
散布に当っては、やや深めの湛水状態(水深5〜6 cm)にして水の出入りを止めてください。湛水散布の場合は田面に散布し、また、湛水周縁散布の場合は水田周縁部に沿って帯状に散布し、散布後3〜4日間は通常の湛水状態(水深3〜5 cm)を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。また、入水は静かにおこなってください。
直播水稲の場合は、稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので注意してください。
下記のような条件下では薬害が発生するおそれがあるので使用をさけてください。特に下記、1〜3の条件と処理時または処理数日以内の異常低温または梅雨明けなどによる異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。
砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。
軟弱な苗を移植した水田。
極端な浅植えの水田、および浮き苗の多い水田。
処理時に藻類・表層はく離などの浮遊物が多い場合は、本剤の拡散が不十分になるおそれがあるため、湛水周縁散布をさけ、本田内で水田全面に散布してください。
活着遅延を生じるような異常低温が予測されるときは、初期生育の抑制などが生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、県の防除指針に基づき関係機関の指導を受けることが望ましいです。
梅雨期など、処理後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用をさけてください。
本剤はその殺草特性から、いぐさ、れんこん、せり、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これら作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意してください。
本剤処理後の田面水を他作物に灌水しないでください。
いぐさの栽培予定水田では使用しないでください。
吸湿性があるので、散布時に降雨の場合にはぬれないように注意して散布してください。ぬれた手で扱わないでください。また、開封後は早めに使用してください。
本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。
専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。
事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。
散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から適切な距離を離して圃場内に散布してください。
散布薬剤の飛散により自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意してください。
水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。
散布終了後は次の事項を守ってください。
使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。
使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管してください。
機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。
本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合や異常気象時は、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
誤食などないよう注意してください。
本剤は眼に対して強い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。