キワミPZ水和剤
キワミPZ水和剤はりんごの黒星病をはじめとした各種病害に卓効を示し、広範な殺菌スペクトラムを有する殺菌剤です。治療効果を有するSDHI剤であるピジフルメトフェンと保護殺菌剤マンゼブの混合剤です。高い耐雨性と長い残効性を示し、安定した効果を発揮します。
最終更新日2025/02/27
- 製品カテゴリ
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殺菌剤
製品概要
登録番号: | 第24871号 |
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種類名: |
ピジフルメトフェン・マンゼブ水和剤
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有効成分: |
ピジフルメトフェン:2.0%
マンゼブ:65.0% |
毒物及び劇物 取締法: |
非該当 |
性状: | 淡黄色水和性粉末 45µm以下 |
有効年限: | 3年 |
包装: | 1kg×10袋 |
作⽤機構分類番号 (RAC番号): |
殺菌剤分類7,M3
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製品詳細
特長
- 治療効果を有するSDHI剤と保護殺菌剤の混合剤です。
- りんごの黒星病をはじめとした各種病害に卓効を示し、広範な殺菌スペクトラムを有します。
- 降雨や光分解の影響を受けにくいため、高い耐雨性と長い残効性を示し、安定した効果を発揮します。
- 既存の薬剤耐性菌にも高い効果が期待できます。
- 混合剤のため耐性菌発達リスクを低減できます。
適用表 PDFで適用表を見る
作物名 | 適用病害虫名 | 希釈倍数 | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の使用回数 | 使用方法 | ピジフルメトフェンを含む農薬の総使用回数 | マンゼブを含む農薬の総使用回数 |
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りんご | 黒星病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | うどんこ病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 赤星病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 斑点落葉病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 黒点病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 輪紋病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 褐斑病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | すす点病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | すす斑病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
りんご | 炭疽病 | 500倍 | 200〜500L/10a | 収穫30日前まで | 2回以内 | 散布 | 2回以内 | 3回以内 |
使用上の注意
効果・薬害等の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
- 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用はさけてください。
- ボルドー液との7日以内の近接散布は薬害を生じるおそれがあるのでさけてください。
- 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
- 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、連用をさけ、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用上の注意
- 農薬使用者に係る注意事項
- 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
- 散布の際は保護眼鏡、農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換してください。
- 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
- かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさけてください。
- 夏期高温時の使用をさけてください。
環境保護上の注意
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水産動植物(藻類)に影響を及ぼすおそれがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
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使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないように適切に処理してください。
貯蔵上の注意
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直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。