マキシーMX1キロ粒剤

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水稲用初期処理除草剤で、田植同時処理が可能だから作業効率をアップします。天然由来の抵抗性雑草対策成分「MX」※が、発生後のSU抵抗性雑草(ホタルイ、コナギ、ミズアオイ等)をスピーディーに除草します。
 ※「MX」は有効成分メソトリオンの略称です。

最終更新日2022/05/20

製品カテゴリ
水稲用除草剤
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第22694号
    種類名:
    プレチラクロール・メソトリオン粒剤
    有効成分:
    プレチラクロール:4.2%
    メソトリオン:0.60%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 淡褐色細粒
    有効年限: 1kg:5年、12kg:3年
    包装: 1kg×12袋、12kg×1袋
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    除草剤分類15,27
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    1. 天然由来の抵抗性雑草対策成分「MX」を配合した初期剤。

    2. 有効成分が2成分なので、減農薬栽培に対応。

    3. 発生後のSU抵抗性雑草(ホタルイ、コナギ、ミズアオイ等)をスピーディーに除草。

    4. 「MX」とプレチラクロールの相互作用で、ノビエ等の一年生雑草をパワフルに除草。

    5. 圃場の様々なニーズに対応した、豊富な体系処理パターンを提供。

    6. 「田植え同時処理」も可能です。

    ※「MX」は有効成分メソトリオンの略称です。

    上手な使い方

    マキシーMX1キロ粒剤の上手な使い方

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用雑草名 使用時期 適用土壌 使用量 本剤の使用回数 使用方法 適用地帯 プレチラクロールを含む農薬の総使用回数 メソトリオンを含む農薬の総使用回数
    移植水稲 水田一年生雑草 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(北海道を除く) 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(北海道、東北) 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ヒルムシロ(東北、九州を除く) 移植直後〜ノビエ1.5葉期ただし、移植後30日まで 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 湛水散布 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 水田一年生雑草 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 マツバイ 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ホタルイ 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ミズガヤツリ(北海道を除く) 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ヘラオモダカ(北海道、東北) 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内
    移植水稲 ヒルムシロ(東北、九州を除く) 移植時 砂壌土〜埴土 1kg/10a 1回 田植同時散布機で施用 全域の普通期及び早期栽培地帯 2回以内 2回以内

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • 使用量にあわせて秤量し、使い切ってください。

    • 本剤は雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの1.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ミズガヤツリに対しては発生始期まで、ヒルムシロは発生期までが本剤の散布適期であるが、できるだけ早く散布することが望ましいです。

    • 雑草害をもたらす栽培目的以外のイネの防除に使用する場合は、発生前から発生始期(鞘葉抽出期)に有効なので、散布適期を失しないように使用してください。また、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。

    • 苗の植付けが均一となるように代かきをていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。

    • 散布に当っては、水の出入りを止めて湛水状態のまま本剤を田面に均一に散布し、少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態(湛水深3〜5cm)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないように注意してください。また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。

    • 下記のような条件下では、初期生育の抑制が生じるおそれがあるので使用をさけてください。特に下記の1〜3の条件と散布時または散布数日以内の梅雨明け等による異常高温が重なると初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。

      1. 砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水深が2cm/日以上)。

      2. 軟弱な苗を移植した水田

      3. 極端な浅植えの水田

    • 活着遅延を生じるような異常低温が予測される時は、初期生育の抑制等が生じるおそれがあるので、このような条件下での使用に際しては、都道府県の防除指針に基づき関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    • 梅雨期等、処理後に多量の降雨が予想される場合は除草効果が低下することがあるので使用をさけてください。

    • 本剤は、移植前に生育したミズガヤツリには効果が劣るので、物理的防除方法などを用いて移植前に防除してから使用してください。

    • 散布器具等の洗浄水は河川等に流さず、空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。

    • 本剤を無人航空機による湛水散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。

      1. 湛水散布は使用機種の使用基準に従って実施してください。

      2. 専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。

      3. 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。

      4. 散布薬剤の飛散によって他の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、当該水田周辺部への飛散防止のため散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から適切な距離を離して圃場内に散布してください。

      5. 散布薬剤の飛散により自動車やカラートタンの塗装等に被害を与えないよう散布区域内の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意してください。

      6. 水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。

      7. /散布終了後は次の事項を守ってください。

        1. 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄してください。

        2. 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者を決めて保管してください。

        3. 機体の散布装置は十分洗浄し、薬剤タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理してください。

    • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意

    • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。

    • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。

    • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。

    環境保護上の注意

    • 水産動植物(魚類)に影響を及ぼすので、養魚田では使用しないでください。

    • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。

    • 散布後は水管理に注意してください。

    • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

    貯蔵上の注意

    • 直射日光が当たらない低温な場所に密封して保管してください。