オロンディスウルトラSC

  • オロンディスウルトラSC

作用機構の異なる2つの有効成分オキサチアピプロリンとマンジプロパミドを組み合わせた園芸用殺菌剤です。残効性にも優れ、耐性菌対策にも有効です。べと病・疫病に対して、長く安定した防除効果を発揮します。

最終更新日2024/10/02

製品カテゴリ
殺菌剤
  • 適用拡大
  • おすすめ
  • 適用表
  • 製品概要
  • 製品詳細
  • 製品概要

    登録番号: 第24164号
    種類名:
    オキサチアピプロリン・マンジプロパミド水和剤
    有効成分:
    オキサチアピプロリン:2.7%
    マンジプロパミド:23.0%
    毒物及び劇物
    取締法:
    非該当
    性状: 類白色水和性粘稠懸濁液体
    有効年限: 3年
    包装: 250ml×20瓶
    作⽤機構分類番号
    (RAC番号):
    殺菌剤分類49, 40
    作⽤機構分類番号(RAC番号)の追加情報:シンジェンタの「薬剤耐性・抵抗性管理」

    製品詳細

    特長

    • べと病・疫病の病原菌生活環のすべてのステージに高い活性をもつ「オキサチアピプロリン」と「マンジプロパミド」の2つの成分が、強力な効果を発揮します。
    • 葉の裏側までしっかり防除する高い浸達性と新展開葉まで防除する優れた上方移行性で、植物をべと病・疫病から守ります。
    • ワックス層に速やかに吸着し、散布1時間後の雨にも優れた耐雨性を発揮。安定した効果が持続します。

    適用表 PDFで適用表を見る

    作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 オキサチアピプロリンを含む農薬の総使用回数 マンジプロパミドを含む農薬の総使用回数
    トマト 疫病 2000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    ミニトマト 疫病 2000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    レタス べと病 16倍 1.6L/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人航空機による散布 2回以内 3回以内
    レタス べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    キャベツ べと病 16倍 1.6L/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人航空機による散布 2回以内 3回以内
    キャベツ べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    はくさい べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    はくさい べと病 16倍 1.6L/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人航空機による散布 2回以内 3回以内
    非結球レタス べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    ブロッコリー べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    バジル べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫3日前まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    ねぎ べと病 16倍 1.6L/10a 収穫7日前まで 2回以内 無人航空機による散布 2回以内 2回以内
    ねぎ べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    たまねぎ べと病 16倍 1.6L/10a 収穫前日まで 2回以内 無人航空機による散布 2回以内 2回以内
    たまねぎ べと病 2000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    さといも 疫病 2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    ぶどう べと病 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内 3回以内
    花き類・観葉植物(きくを除く) 疫病 2000〜3000倍 100〜200L/10a 発病前〜発病初期 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    インパチェンス べと病 2000〜3000倍 100〜200L/10a 発病前〜発病初期 2回以内 散布 2回以内 2回以内
    はぼたん べと病 2000〜3000倍 100〜200L/10a 発病前〜発病初期 2回以内 散布 2回以内 2回以内

    使用上の注意

    効果・薬害等の注意

    • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。

    • 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布してください。

    • カラー及び花はすに使用する場合は、湛水状態で使用しないでください。また、使用後14日間は入水しないでください。

    • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。

    • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。

      1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。

      2. 散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。

      3. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。

      4. 散布液が池、河川などに入らないように注意してください。

      5. ねぎ、レタス、キャベツ、はくさいに使用する場合は、葉面に薬液による汚れが生じるおそれがあるので、収穫期に近づいてからの散布では注意してください。

      6.  散布地域の選定に注意し、周辺作物に薬液がかからないように風の影響等を十分考慮して散布してください。

      7. 蚕に対して影響を及ぼすおそれがあるので、養蚕で使用する桑葉にかからないようにしてください。

    • 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、本剤の連用はさけ、作用性の異なる薬剤との輪番で使用してください。

    • 耐性菌管理の観点から、育苗期間中は本剤を使用しないでください。

    • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。

    安全使用上の注意

    • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください。

    • 散布液調製時及び散布の際は保護眼鏡、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。

    保管

    • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に食品と区別し、密栓して保管してください。